【10月25〜26日】
2008全日本ARDF競技大会
@鹿児島県霧島市「県立霧島自然ふれあいセンター」周辺


<その 03/03> 10月26日:144MHz帯競技

曇り模様の朝、いよいよ144MHz競技の日となりました。
朝食後、研修センター恒例である部屋の清掃を済ませ、スタートエリアへバスにて移動となりました。
スタートは宿舎より約750m離れた小学校でした。
体育館で受信機を預け競技説明と諸注意の後、写真撮影と続きいよいよ競技開始です。

スタートは地図の北東端、フィニッシュは750mエリアをすぐ出た宿舎でした。
まずは南下し、最も強いTX1に向かってみると、実は最も遠い南端の高台にありました。
が、順序としてはそこから時計回りに戻って行けばよいので無駄足という訳ではありませんでした。
途中足を取ら転倒したとき、受信機のエレメントが一本根本より折れ曲がってしまいました。
折れてしまわぬように気を遣いながらTX3を探索して大通りに出て北上することとなりました。
ほぼ同方向にTX4とM40では不要のTX5が聞こえていたのですが、
運動不足による疲れからか、いつの間にかTX4とTX5を間違えてしまい、途中TX5に向かってしまいました ^^;
気が付いて急ぎ大通りに戻ってTX4へ。
公園内のTX4を発見して最後の最も弱かったTX2へ向かいました。
その弱さは低地に設置されているからと予想しエリア北端の川沿いへ向かったのですが、そこにたどり着いてみるとその手前でした。
うまい具合に小高い丘の影に設置されていました。急ぎチェックしフィニッシュへ向かいました。
大通りを横断して急斜面の林道を上り宿舎裏のグラウンドに到着しビーコンを発見!
フィニッシュすることができました。

昼食の弁当を食べ、シャワーを浴びてフィニッシュエリアに戻ると、ほとんどの選手が戻っていました。
それと同時に空模様が怪しくなり、小雨がパラついてきました。
最後の選手がフィニッシュするのを待って雨も本格化していきました。
撤収スタッフの皆様に感謝しつつ、表彰状印刷をお手伝い。
そしていよいよ閉会式です。

前日の3.5MHz帯競技の成績発表の後、144MHz帯競技の表彰式となりました。
各カテゴリー順に個人成績が発表され、表彰状とメダルが各選手に授与されていきました。

次が団体の部の発表となりました。高校対抗優勝は昨年に続き静岡県立御殿場高校でした。
2位の秋田県立横手清陵学院高校もTXは全て探索の12個でしたがタイム差での順位でした。
JN勢のレベルアップを垣間見ることができました。

支部対抗は静岡県支部、御殿場高校の外部コーチのJL2THY石川選手が代表として表彰状を受け取りました。

地方本部対抗は、来年の開催エリアの関東地方でした。
1時間を切るタイムでM50優勝のJR1EYZ大野選手と、来年の開催県予定の茨城県のJH1DLJ田中選手が表彰状と優勝カップを受け取りました。

最後が特別賞のW15、M15(植木賞)です。ARDF日本主宰のJP3EVM植木氏より中学生以下の上位者へ贈られました。
プレゼンテーターは今年度の世界大会でM60銀メダルを獲得したJR1CHU金重選手です。
トロフィーが茗渓学園中学の坂選手とJQ2HYC藤田選手に授与されました。

閉幕となり、帰路のフェリーの時間もあるので早々に会場を後にしました。
途中道の駅でお土産を購入し、高千穂の峰を望む御池を眺めて宮崎港へ到着。
大阪行きのフェリーで夕食バイキングを食べながら大会の疲れを癒しました。


P.S.
時間があれば、帰路も新潟までフェリーでゆったり戻りたかったのですが、そこまで休みをとることができませんでした。
翌朝、大阪港に到着してから陸路9時間かけて新潟まで戻りました。