【09月02〜07日】
第14回 IARU ARDF世界選手権大会
@韓国
華城市
<09/04> 第1競技(144MHz帯)・表彰式
早朝5時起床で、急いで朝食。そしてランチパックを受け取り6時過ぎには宿舎出発となりました。
バスで1時間程かけてスタート地点へ移動となりました。
そこは日本でもよくある、廃校となった小学校を利用してつくられた「チャンムンアートセンター」でした。
もちろん今回は建物外のみでしたので内は見られなかったのですが、
それでもあちこちにそれらしいオブジェが見え隠れしていました。
前日の晩に発表となったスタート順は各国よりクレームがあり、訂正版が再発表されました。
「数時間での訂正は難しいかもしれない」といった予想に反しての再発表に少しビックリでした。
おそらく事務局は徹夜作業だったでしょう。
また以前から申し入れていた「ビジターのオープンとしての競技参加」が認められるという嬉しい連絡もありました。
ただし国際ルールにより、全ての選手のスタートが終えた15分後にスタートというものでした。
そして待機場所で、やっとゼッケン・SIカードも配布されました。
SIカードは日本で使用されているモノ(@ARDF新潟)より高級品で、タイプ8(価格は倍!)でした。
当初9時競技開始の予定でしたが30分遅れで開始となりました。
その待ち時間を利用してボディペイントのサービスがあり、日本選手もずいぶんお世話になりました。
140分の制限時間で、競技エリアは北から南へ向かうコースでした。
TX3にはJF1RPZ出田さんが国際審判として待機されていました。
私も何とか出田さんの姿だけは見ることができましたが、それもスタート1時間以上経った後!
ヘロヘロになってのフィニッシュでした T T
でもチームJAPANとしては、M60クラスでJR1CHU金重さんが2位となり、団体でも2位という快挙でした。
フィニッシュエリアでは、SPORTident(SIのメーカー)純正の集計システムが動いており、
スタッフテントの脇には、LANで接続されたPCが並び、選手が自由に検索できる成績速報システムが稼働していました。
また、隅の方にはひっそりと無料ビール配布コーナーがありました。
1人には1杯しかもらえないという制限から「俺のももらってきて!」ができず、選手が列となっていました^^;
競技終盤、フィニッシュライン沿道では各国メンバーが走ってくる選手たちに声援を投げかけていました。
チームJAPANも最後はオープン選手を待つのみとなり、日の丸を振って応援しました。
宿舎に戻り、泥だらけの身体とユニフォームを洗って一休みしたら夕食!
M60の快挙を祝って乾杯の声が会場に響きました。
20時からは宿舎隣の水原科学大学のホールで表彰式となりました。
各カテゴリー順に最初は個人表彰、そして団体表彰と続きました。
メダル授与の後には、それぞれ優勝国の国歌が流れ、全員で起立してその栄誉を讃えました。
表彰最後が待ちに待ったM60!
チームJAPANの席から日の丸をもった3名が壇上に上がり、銀メダルを授与されました。
約1時間半の式典のあとは宿舎に戻り、ミーティング。
皆で銀メダルの感触を楽しませていただきました。