【08月16〜25日】

第7回 IARU第3地域(Region3) ARDF選手権大会
@モンゴル

<08/19> 休息日・観光2

競技の間日に入る休息日です。
昨日の競技で汚れたウエア・靴・ゼッケン等を洗濯してベランダに干しておいたら、朝から土砂降りの雨でした T T
乾き始めていたものがすべてびしょ濡れとなってしまいました。

通常の国際大会では休息日に行われる観光が初日にあったので、この日は文字通り休息かと思いきや・・・・
巷で話題の堺屋太一プロデュースの騎馬ショーに出かけるとアナウンスがありました。
ショーのタイムテーブルの関係で宿舎と11時出発というゆったりした予定でした。
それまで宿舎を探検し、1階の奥に小さな売店があるのも発見しました。

そうこうしているうちに出発時間にあわせたように雨もあがってきました。
大草原をバスに揺られて約1時間、到着したのが「チンギスハーンの騎馬隊の帰還-2007」!
壮大なアミューズメントパークでした。
入り口から並ぶ土産物屋さんはすべて日本語OK。
奥に進むと周囲に各国料理のガーデンレストランを配置した広場がありました。
その中心にあるステージではオーケストラや民族音楽・舞踊等のショーが行われていました。

しばらくして昼食がでるという話だったのですが、日本レストランで待ちきれずに「ヤキソバ」を注文してしまいました ^^;
久しぶりに口にする日本風の味に大満足!! その脇ではビール・ウオッカ組ものどをうるおしていました。
しばらくしたら昼食です。韓国カップ麺・中華まんじゅう・パンが配給されました。

お腹がふくれたところでいよいよ騎馬ショーの始まりです。
大草原に向かった特設席に座り、待つこと数十分、大草原の彼方から騎馬隊の列がゆっくりと向かってきました。
延々と続く列が正面の丘の裏側に消えていったところで定刻となりました。
「いよいよ一斉にそれがステージ前に出てくるんだな」と思いきや、客席後方から騎馬軍団が出現し前方に駈けていきました。
そして前の丘からも大軍団が現れショーの開幕です。

ショーは3部構成で、第1幕が「序章」、チンギスハーンの側近ムカリ将軍の指揮での戦闘準備です。
必勝祈願のシャーマンも現れ戦闘に備えます。

第2幕が「戦闘」、敵軍が現れ名乗り合った後に本格的な戦闘に突入しました。
草原を縦横無尽に駆けまわる1000騎の勇壮な騎馬隊に圧倒されました。
そして敵を撃退した軍は、牛車のゲルに乗ったチンギスハーンを迎えます。
チンギスハーンは、あらたに忠誠を誓う捕虜達を許し、自軍に迎え入れます。

第3幕が「勝利の祝福」、チンギスハーンの前で兵士達が技を競い合います。
客席の色に合わせた4隊から各5名の兵士が選ばれました。
誰が一番賢いか?(馬の皮袋を奪う)
誰が一番巧みか?(馬を捕らえる竿をとる)
誰が一番弓矢が上手か?
誰が一番速いか?(競馬)
誰が一番力が強いか?(モンゴル相撲)
それぞれの技を競い合い、勝った隊にはそれぞれ馬・らくだ・羊・仔羊(だったかな??)が贈られました。
優勝は我が客席だった「緑隊」でした ^^v

そしてフィナーレは、草原に消えていく騎馬隊です。
出現のときと同じく、一列の騎馬軍団が大草原の彼方に去って行きました。
(後から聞いた話では、その先にある旧ソ連軍の軍事施設跡で馬を世話しているとのことでした)

興奮冷めやらぬ状態で大草原の雄大なロケーションを満喫し、ついでにラクダにも挑戦しました。
そして宿舎への帰還!
途中ウランバートルのスーパーで買物をして、後は戻るだけというところでバスが接触事故を起こしてしまいました。
もめ事が始まり、先が見えない状態に突入していったので、残り2台に分乗し宿舎に戻りました。

到着は何と20時すぎ。それから夕食、審判会議が終わって21時。
それから何と、日本韓国合同のパーティーとなりました。
モンゴル式のお客を歓待する最高の料理!「羊の蒸し焼き」です。
丸ごと解体した羊と野菜と焼けた石を缶に封入して圧力をかけて蒸し焼きにした料理です。
有坂チェアマンと韓国のリーさんからのご馳走でした。
本当は塩味の味付けだったのですが、韓国チームよりプルコギのタレをいただき楽しみました。

そして明日はいよいよ144MHz帯競技だ!!