【08月16〜25日】
第7回 IARU第3地域(Region3) ARDF選手権大会
@モンゴル
<08/18> 第1競技(3.5MHz帯)
いよいよ競技開始です。
朝食7時で、8時にはスタート地点への移動開始ということで受信機等の準備を整えて食堂集合となりました。
しかもスタート組順・探索TX・競技時間は当日発表と言うことで選手は皆ドキドドキしながらの朝食でした。
モンゴルでは珍しい日本ような曇り空の下、徒歩で移動し、到着してみれば宿舎から200m登った建物脇が待機場所でした。
スタートラインはそこから200m程登った森林地邸の入り口です。
受信機をスタート脇に預け、小雨まじりの冷風なか競技情報の発表を待っていました。
すると待機場所脇の建物が開放され、競技情報が発表となりました。
スタートリストに若干のミスがあって訂正版がでるなど混乱があり、30分遅れの10:05競技開始となりました。
その頃から小雨も止み、肌寒いくらいの心地よい寒さとなってきました。
次々と呼び出される選手達は、森林地帯から主に直登コースをとる選手が多いようでした。
しばらくすると尾根直前の禿げ山エリアを右回りに進んでいく選手が多く見れれました。
そうこうするうちに、左側に出てくる選手もチラホラ出現!
「どちらからまわるべきだろうか?」という話題が待機エリアでかわされました。
いよいよ17組/21組で呼び出しがあり、スタート!
フィニッシュ(ゴール)地点は宿舎の反対側400m程の建物脇でした。
つまりほとんど周回コースということです。
それでは右回りか、左回りか・・・?
TX=5だけが左側で、あとは全て右側の山!
(実はTX=5は地図外でした)
と、いうことで右回り決定で、高低差200mの直登コースでした T T
ヘロヘロになって登り切った尾根でTX=2をチェック!
次は尾根沿いに北上し、ほとんどアップダウン無しでTX=3をチェック!
そして南東に急斜面の山を下りTX=1をチェック!
最後は山を下りきって沢を横断して・・・・と思っていたら、日本のような1mほどのブッシュが・・・・
足下も悪いところをかなりの時間がかかり渡ったところで小山の麓を迂回してTX=4をGet!
最後は緩い下りを膝を気をつけながらゴール地点へ、そして最後は緩やかな登りでした。
正直歩きたかったのですが、既にゴールしている日本選手団が日の丸を振りながら大声援!
「あ、歩けない・・・・」半ば強制的なダッシュでゴール「させられた」感覚でした。(感謝感謝です)
感触としては、だいたい無駄なく順調に行ったと感じていたのですが、そうだったのは他選手も皆同じでした ^^;
結果はトップから約30分遅れのゴールでした・・・・
ほとんどの選手がゴールして昼食の弁当を受け取っていました。
食事はもちろん肉々しいもので、なかなか喉を通らず、半分ほど残してしまいました。
落ち着いたところで、未ゴールの選手の声援にフィニッシュエリア脇に移動です。
目的はもちろん、選手を歩かせないことです ^^v
特に日本選手には大声援でダッシュを強要!クセになりそうです。
競技が終了して宿舎に戻ってシャワーを浴びたら直ぐに審判会議とアナウンスがあったのですが、行ってみると日本だけ・・・
菅原さんに確認していただいたら、夕食後に変更とのことで、即部屋で一休みです。
しばらくしたら玄関フロアで結果仮発表がありました。
これまた若干のミスがあり事務局に申し入れがありました。
夕食をとっていたら、2m競技のトレーニングが急遽開かれていると(どこからともなく)アナウンスがありました。
皆急いで受信機をセットして外へ!
各国選手で賑わう夕暮れ時のトレーニングでした。
送信機は中国製であることを確認し、TX、ビーコンの両周波数を確認できました。
すると審判会議が始まっているとの連絡を受けて会議室へ急行!
JF1RPZ出田さんより本日の競技についてのいくつかのコメントが事務局に申し入れられました。
(それについて、事務局より説明・謝罪がありました)
その他、ケガ人の素早く丁寧な対応について感謝のコメントもあり、結果の訂正版も公開されました。
そして最後に2008年の世界大会@韓国のアナウンスがKARLチームより説明がありました。
(9月頃に、ソウルから2時間以内のエリアで開催とのこと)
その結果を受けて日本選手団のミーティングでした。
その前後に大会記念Tシャツ&キャップの販売が始まり、やおらお金を取り出し数え出す選手団でした。
一方、JNチームは各国のJNと国際交流レク「UNO」が始まりました。
翌日は休息日ということもあり、続々と集まる各国JNに輪が広がり、思わぬ夜の盛り上がりが見られました。
どこの国も若者は元気ですね・・・・ ^^v