【7月28〜30日】

第4回全国高等学校ARDF競技大会
@新潟県阿賀野市「五頭連峰少年自然の家」周辺

<07/29> 144MHz帯競技・交流会・表彰式・懇親会

夜から降っていた雨が少し残る朝方、早々と部屋を抜け出して競技の準備・最終調整に入る生徒たちです。
準備が済んだところで朝食タイム。その後はすぐに宿舎前庭に集合となりました。

まずは競技についての最終確認事項の連絡です。それから恒例の集合写真撮影があり、いよいよスタート地点へ移動となりました。
参加選手数の関係で、スタートの早い選手からバスに乗車し、阿賀野市役所笹神支所脇の屋内ゲートボール場に到着です。

バスから降りた生徒から「去年と同じ!」の声が上がりました。
実は当初別の競技エリアを予定していたのですが、参議院選挙の日程変更が思わぬかたちで影響してしまいました。
使用予定の施設が選挙会場となってしまったため、使えなくなってしまったのです。
その後あらたにエリアを選定したのですが、同様の事情で転々とし、結局昨年のスタートと同じところとなってしまいした。
(来年は別エリアになる予定です)

5分毎に呼び出される選手、SIカードのクリア・チェックを済ませ、地図を受け取りスタートラインへ!
そしてチャイム音の合図でフィールドに飛び出して行きます。

毎年の暑さ対策のため給水ポイントを2カ所準備しました。
が、梅雨明け前のとなった今年は、走るには絶好のコンディションとなりました。
「新潟」ということで、恒例のポイントである神社仏閣が気になる選手達だったようです。

前日の講習であった「近くなるほど弱くなる場合がある!」の話が今回の設定の肝でした。
スタートから最も近かった1番は高台にある公園内の窪地に設置されていました。
経験者ほどそこを見落とし、通り過ぎて行きました。だからあれほど前日注意したのに・・・・・ ^^;

その他のTXはそれほどの難易度ではなく、順調に探索されていきました。
そして選手は次々とゴールしていきました。

選手はマイクロバスのピストン輸送で宿舎に戻り、それぞれに昼食をとりました。
昼食休みをはさみ、午後は集計時間を利用して交流会の「沢登り」でした。
毎年好評を得ているプログラムですが、今年は気温・水温が低く、残念ながら例年ほどの歓声は上がりませんでした。
それでもエネルギー溢れる男子達は、滝壺でダイブを繰り返していました ^^v

宿舎に戻ると集計も終わり、結果仮発表です。
それから夕食をとり、いよいよ表彰式です。
今大会より、インターハイにあわせて8位までを入賞となりました。

まずは「女子個人の部」、「男子個人の部」の表彰でした。プレゼンテーターは総和工業高校の小平先生です。
JARL信越地方本部より寄贈された優勝カップが優勝者に手渡されました。

次に特別賞の表彰です。プレゼンテーターは運営のJARL水原無線クラブのJH0UFU遠藤審判長です。
これまたJARL信越地方本部より寄贈された「U15の部」のカップが優勝者に手渡されました。
そして「引率・OBの部」にはJARLからのメダルが授与されました。

ここで思いがけぬ表彰が・・・・・
「ARDF日本」を主宰しているJP3EVM植木等氏より「新人賞」(通称「ARDF日本賞・植木賞」)を贈りたいとのお申し出が!
高校1年生のなかで最優秀成績の男女にトロフィーが授与されました。

そして最後が「団体の部」です。プレゼンテーターは横手清陵学院の齋藤先生です。
優勝は念願の初優勝となる静岡県立御殿場高校でした。
第1回大会のときに総和工業高校OBより寄贈された優勝カップが手渡されました。

ラストは高校懇親会です。優勝チームの御殿場高校システム部長の乾杯発声で開宴です!
横須賀工業高校の松川先生提供の三ツ矢サイダー&バヤリスオレンジで乾杯しました。
そして毎年好評の、地元ヤスダヨーグルト提供の飲むヨーグルトは瞬く間に完売!

次が初日のアイボールQSOコンテストの発表でした。
神奈川工業高校の森下先生より発表&自前の賞品が入賞者に手渡されました。

フィナーレは豪華賞品が当たるジャンケンマッチ!
主に松川先生が提供して下さった賞品やコカコーラ提供のボトルなど、次々に勝者に手渡されていきました。
そして第4回大会の最後の夜は更けていきました。

生徒が部屋に引き上げてからは引率団で大人の反省会でした。
大会の感想や意見交換が行われました。
本当に真面目な内容がほとんどだったんですよ ^^;