【1月28日】3.5M受信機製作会@群馬県富岡市


以前から噂になっていた JL1GDQ柴田哲さん設計の3.5M受信機製作会です。
6時間ほどの時間で、作る→調整→確認まで行うという予定で「どうやって??」と思いましたら、
キットは半完成品と言えるところまで準備されていました。
基盤・ケース・アンテナ等時間がかかるモノはもとより、調整の必要のパーツや極性のあるものは既にハンダ付け済みでした。
参加者20名分の半完成品キットをこれだけ準備するのに、どれほどの時間と手間がかかったか・・・・
しかも受信機の技術的な解説・特性・調整方法・設計図等、8ページにわたる資料までついていました。

参加者は皆様おなじみのベテラン勢以外にも、静岡県立御殿場高校の生徒が6名参加でした。
また、製作無しにも(キット台数制限で??)かからず、多くの方々が見学・手伝いにかけつけて下さっていました。

まずは7M3RMD清水さんの挨拶の後、設計者の柴田さんの簡単な講義から始まりました。
3.5Mの特徴から受信機の特性など、今後自分で使いこなしていくための必要な内容を簡潔に教えていただきました。
専門的な内容も多く、私自身どれだけ理解しているかは別として・・・・・これからもっと勉強します ^^;

実際の製作は、まず10数点の抵抗・コンデンサのハンダ付です。
パーツが順番に配布され、そしてハンダ付していくという、初心者にも配慮した段取りです。
しかも各テーブルには見本となる完成品が1台づつ置かれているという、至れり尽くせりの製作会です。

昼は上州名物「空っ風」に吹かれながら近所のコンビニへ弁当調達し、スタッフによるけんちん汁もご馳走になり、
加えて、参加者からの差し入れの干芋やチョコレートまでご馳走になりました ^^

また別室では、群馬で新たに購入したTX@韓国製を見せていただきました。
長野→新潟→群馬と販売されるたびに改良が加えられています。
今回の改良の目玉は何といっても簡単な電池交換ですね。
静岡県立御殿場高校も昨年末に同じTXを購入したそうです。

午後からはアンテナ取り付け、調整、完成です。
組み上がった受信機を柴田さんにチェック・調整してもらいました。
トップ完成は、真面目に取り組んでいた御殿場高校の生徒でした!!
前庭ではビーコンを送信し、完成した受信機の実際の動作チェックです。
暖かい陽射しを打ち消すような肌を刺す冷たい風を我慢しながらの受信でした。

そして無事に完成した当局の受信機です。準備していただいていた各局のシールも貼られています。
軽くて持ちやすい形、そして操作しやすいツマミ類は、さすが柴田さんです。